ユーザー企業が語るOkta導入事例(後編) 「シングルサインオンだけではない、Okta導入による大きな変化」

「Okta Showcase Japan 2021」に登壇されたお客様の導入事例の後編としてご紹介するのは、「シングルサインオンだけではない、Okta導入による大きな変化」と題して、株式会社プレイドのIT Team Corp. Engineerの梶原 成親氏が語った事例です。 自動化への取り組み 株式会社プレイドは2011年10月に創業、サイトを訪問したお客様の情報をリアルタイムで解析して顧客体験を向上させる「CX(顧客体験)プラットフォーム KARTE」を開発/提供している企業で、「データによって人の価値を最大化する」というミッションを掲げています。梶原氏は「モダンな情シス・コンサルティングとAgileコーチ」としていろいろな企業で自動化の推進を行なうと同時に、ITチームとして…

ユーザー企業が語るOkta導入事例(前編)「NTTデータがグローバルに導入したゼロトラストセキュリティ」

Oktaが毎年開催している年次イベント「Okta Showcase」の日本版「Okta Showcase Japan 2021」が2021年11月19日にオンラインで開催されました。このレポートでは、本イベントに登壇したお客様のOkta導入事例を前編と後編に分けてご紹介します。前編は、株式会社 NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 セキュリティ技術部長 本城 啓史氏が語った事例です。 グローバル企業ならではの課題 NTTデータは、NTTグループの一員として国内へ事業展開していましたが、事業の発展に伴い、現在は55カ国、14万人を擁し、そのうちの約70%に当たる8~9万人が海外勤務者という、日本を代表するグローバル企業の一社となっています。また…

はじめてのOkta Workflowsシリーズ 第2回 Hello Workflows編

概要や目的の説明 このブログでは、前回の第1回 Workflowsとはでご説明したカード等の機能を使い、簡単なフローを作成し動作させたいと思います。 今回作成するフローは、定期的(5分間隔)に、Slackに対して特定のメッセージを送るというごく簡単なシナリオに基づいていますが、前回ご説明したイベントカード、アクションカード、関数カードの3つ全てを使いますので、Workflows機能の理解をより深めていただけると思います。 実際の設定ステップ まず、管理コンソールの「Workflows Console」をクリックします。 起動したWorkflows Console画面上部の「Flows」タブをクリックし、「New Flow」を続けてクリックします。 Unnamed(名称なし…

「WAN-Sign」日本語版 設定ガイドを公開

2021年12月23日に発表しましたとおり、株式会社ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」がOkta Integration Network(OIN)に登録されたことにより、SAMLによるシングルサインオン(SSO)連携が完了いたしました。 以下の連携メリットにより、企業のIT管理者はSSO設定を容易に行うことができるようになりました。 番号付けされたステップ バイ ステップの手順 Okta側での入力項目の削減 入力が必要なのはCustomer ID(ワンビシアーカイブズ担当者より提供)のみ。ACS URLなど複数のパラメータ入力不要 管理コンソールから参照できる設定ガイドは英語のみのご提供になりますが、今回…

はじめてのOkta Workflowsシリーズ 第1回 Okta Workflowsとは

Okta Workflowsは、IDaaSでビジネスプロセスの自動化を行うためのソリューションです。このブログでは、Okta Workflowsがどのように役立つかをイメージして頂けるよう、機能の概要と他社の自動化ソリューションとの違いを説明をします。 Okta Workflowsの特長① No Code プロセスの自動化と聞くとInfrastracture as Codeのような複雑なソリューションを思い浮かべる方も多いと思いますが、Okta Workflowsは自動化ステップの作成、メンテナンスカスタマイズをNo Codeで行うソリューションです。 スクリプトやカスタムコードは、開発自体が大変ですが、さらに、カスタムスクリプト…

14アプリのSAML設定ガイドの表示言語が日本語に対応

SAMLによるシングルサインオン設定を行う際、管理コンソールから参照できる設定ガイドはこれまで英語のみのご提供でしたが、今回、利用頻度の高い14個のアプリにつき、システム設定の切り替えで表示言語を日本語に変更できるようになりましたので 本ブログで紹介いたします。 表示言語の切り替えが可能なSAML対応アプリは以下の通りです。 AWS (Account Federation)  Box Concur Cybozu (cybozu.com) DocuSign (SAML 1.1および2.0) Google Workspace Okta Org2Org Salesforce.com ServiceNow UD Slack Zendesk Zoom ZScaler 2.0 (ZIA)…

「PHONE APPLI PEOPLE」日本語版 設定ガイドを公開

2021年10月26日に発表しましたとおり、株式会社PHONE APPLIが提供するWeb電話帳クラウドサービス「PHONE APPLI PEOPLE」(旧:連絡とれるくん) がOkta Integration Network(OIN)に登録されたことにより、SAMLによるシングルサインオン(SSO)連携が完了いたしました。 以下の連携メリットにより、企業のIT管理者はSSO設定を容易に行うことができるようになりました。 番号付けされたステップ バイ ステップの手順 Okta側での入力項目の削減 入力が必要なのはDomain(PHONE APPLI PEOPLEのドメイン)のみ。ACS URLなど複数のパラメータ入力を省略…

Okta 新機能のお知らせ (2021年10月版)

シニア カスタマー サクセス マネージャー 本ブログでは、2021年10月に発表された Okta の主要な最新機能についてご紹介いたします。最新のリリースノート(英語版)につきましては、こちらのページよりご覧ください。 Generally Available 機能 Okta Sign-In ウィジェット v5.12.0 (GA) 今回のバージョンアップでは、以下の点が変更されています。 8つの新しい IdP タイプを追加 Okta Verify のURLに login_hint を追加 アプリのリンクアプローチが失敗した場合の画面を追加(OKTA-426211) フック機能を追加: フックの設定オプションと新しいメソッド(before/after)を追加 リリース履歴の詳細は…

SalesforceがMFA(多要素認証)の必須化へ

リモートワークやデジタルサービス提供の常態化に伴い、あらゆる組織が自社のアプリケーションやシステムへのアクセスを拡大し、デバイスや場所を問わず簡単にログインできるようになっています。これにより、ユーザーの利便性は向上しますが、同時に攻撃者の標的となってしまいます。その結果、ログインセキュリティは、誰もが優先的に取り組むべき課題となっています。 Salesforceも、このような脅威に対応している企業の1つです。顧客関係管理(CRM)ソリューションで、製品のセキュリティを強化するための新たな要件が導入されることが発表されました。2022年2月1日より、すべての顧客は多要素認証(MFA)を有効にする必要があります  Salesforceは、すでにほとんどの製品でMFA機能を提供しており…

Okta 新機能のお知らせ(2021年9月版)

シニア カスタマー サクセス マネージャー 本ブログでは、2021年9月に発表された Okta の主要な最新機能についてご紹介いたします。最新のリリースノート(英語版)につきましては、こちらのページよりご覧ください。 Generally Available 機能 Okta Sign-In ウィジェット v5.10.1 (GA) 今回のバージョンアップでは、以下の点が変更されています。 stylelint を v13.13.1 に更新 dyson を v4.1.0 に更新 karma-coverage を更新  README を更新  vscode のための launch json を追加  codeowners を更新 リリース履歴の詳細は、こちらのリンクをご覧ください。…

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