セキュリティ

Oktaのセキュリティ文化の育成

Jen Waughは、2024年5月にセキュリティ文化担当シニアディレクターとしてOktaに入社しました。Waughは、サイバーセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス、リーダーシップにわたる豊富な経験を活かして、Oktaがセキュリティ企業として成熟し続けるための原動力となるセキュリティ文化を創造し、醸成することを主たる職務として活動しています。 ここでは、企業文化を進化させると同時に、組織のアイデンティティに忠実であり続けるために何が必要かについて、Waughの考えを共有してもらいました。同様の取り組みを追求する他の組織のリーダーも、参考になる洞察を得られるでしょう。 セキュリティは常にOktaのアイデンティティの一部であり続けています。しかし…

「SMBs at Work 2024」:中堅・中小企業のセキュリティ導入状況の紹介

このブログはこちらの英語ブログ(2024年8月5日公開)の翻訳、及川大樹によるレビューです。 中堅・中小企業(SMB)は、若くて勢いがあり、変革を推進する存在です。新しいテクノロジーの導入に積極的で、ビジネスの変革をリードしています。 これは、エンジニアリング、自動化、AIの分野に当てはまりますが、セキュリティについてはどうでしょうか。 Oktaのレポート「SMBs at Work 2024」では、今日のSMBのデジタル環境の変化を探ります。1万8,000社以上の匿名データに基づき、Okta Integration Networkにおける数千ものアプリケーションをどのように採用しているかを分析して…

Okta FastPass:フィッシング耐性のあるMFA

このブログはこちらの英語ブログ(2024年8月1日公開)の翻訳、井坂 源樹によるレビューです。 世界中のセキュリティ担当者は、強固なセキュリティと優れたユーザーエクスペリエンスの両方を提供するという共通の課題に直面しています。変化と進化が続く状況で、すべてのオプションを把握するのは困難です。求められているのは、エンドユーザーにシームレスなエクスペリエンスを提供しつつ、強力でフィッシング耐性のある多要素認証(MFA/Multi-Factor Authentication)を実行してもらうということです。 ワンタイムパスワード(OTP)などの従来のMFAオプションは、パスワードのみの認証をステップアップさせた認証ですが、現代の環境ではますます不十分になりつつあります。今では…

アイデンティティベース攻撃からの自動防御

このブログはこちらの英語ブログ(2024年6月28日公開)の翻訳、細谷 卓によるレビューです。 アイデンティティは、現代のセキュリティ戦略の基盤です。アイデンティティベース攻撃は増加傾向にあり、ほとんどのデータ侵害は認証情報の窃取によって引き起こされています。1万8,000社以上のお客様を抱え、毎月数十億件の認証をアイデンティティプラットフォームで処理しているOktaは、こうしたアイデンティティベース攻撃の最前線に立っています。 先月だけでも、Oktaは悪意のあるトラフィックと正当なトラフィックをリアルタイムで分離するパイプラインを使用して、約23億8,000万件の悪意のある要求をブロックしました。これは、Okta Workforce Identity Cloudへの全ログイン試行の20…

AI at Work 2024: 経営幹部からの視点

今日のビジネスリーダーにとって、AIほどホットな話題はありません。 どの企業の経営幹部も、AIが提供する製品、働き方、直面する脅威をどのように変革するかを自問自答しています。 当社の新しい分析、AI at Work 2024: 経営幹部からの視点では、新時代の黎明期を詳細に描いています。私たちは、AIに関する優先事項と懸念事項を把握するため、業界、地域、企業規模を問わず、125人の経営幹部を対象にアンケートを行いました。AIの潜在的な影響力は、イノベーション、効率性、セキュリティに関連することが多く、これらの取り組みの舵取りを担う経営幹部(CSO/CISO−セキュリティ、CTO−イノベーション、CIO−運営効率)を対象に調査しました。 これらの意思決定者は…

最小権限のアイデンティティロール管理「Govern Okta Admin Roles」の紹介

このブログはこちらの英語ブログ(2024年4月3日公開)の翻訳、豊嶋 依里によるレビューです。 Oktaは、最近発表した「Okta Secure Identity Commitment」の中で、アイデンティティベース攻撃への対策で業界をリードするための長期計画を示しました。このコミットメントは、行動計画であると同時に、お客様組織におけるOktaの役割を認識するものとなっています。お客様にとって、Oktaとそのサービスは重要なインフラであり、アイデンティティとアクセス管理(IAM)がセキュリティの重要な基盤であり要となっています。 このコミットメントの一環として、市場をリードする安全なアイデンティティ製品/サービスを提供し…

QAクロニクル:一般公開機能の品質の保護

このブログはこちらの英語ブログ(2024年3月26日公開)の翻訳、細谷 卓によるレビューです。 ソフトウェア開発企業が一般公開(GA: Generally Available)機能の提供に向けて競争を繰り広げる中、品質保証(QA: Quality Assurance)の重視はこれまで以上に重要になっています。従来のテスト方法論にとどまらず、テストの種類の多様化は、GA機能の成功を確実にするために最も重要なことです。 Oktaでは、製品チームが品質の維持、シームレスな展開の確保について責任を負っています。 このブログでは、GA機能の品質を守るためのテストの多様化の重要性を探り、卓越性を持続させるための継続的なモニタリングとデプロイ後の検証の必要性について掘り下げます。…

金融サービスのアイデンティティを活用したセキュリティの事例

このブログはこちらの英語ブログ(2024年3月12日公開)の翻訳、石橋 禎史によるレビューです。 金融サービスプロバイダーでは、従業員(ワークフォース)セキュリティの次なる課題について、取締役会レベルでの真剣な話し合いが行われています。あらゆるタイプの金融サービスプロバイダーが、最高レベルのデジタルセキュリティを維持しながら、従業員の生産性と満足度を向上させるという課題に直面しています。特に、情報漏洩の脅威がかつてないほどに高まっていることを考えると、両方のバランスを取ることは難しくなっています。  これは新しい問題ではありませんが、この問題を早急に解決する必要性が高まっています。金融サービス機関は、認証情報の窃取やフィッシング攻撃に関連するリスクを軽減するために…

Okta Secure Identity Commitmentを発表

本日、Oktaの最高経営責任者(CEO)、トッド・マッキノンは、従業員に以下のメールを送り、アイデンティティ攻撃との戦いで業界をリードするための長期計画「Okta Secure Identity Commitment」を正式に発表しました。 —------------------ 社員の皆さん 先月、Oktaは創業15周年目を迎えました。この節目を振り返りながら、Oktaを「アイコニックカンパニー」として確立するために、共に歩んできた歩みを大変誇りに思います。Oktaは、あらゆるアイデンティティのユースケースに対応し、18,000社以上のお客様をサポートし、Customer Identity CloudとWorkforce Identity Cloud全体で…

Okta Privileged Accessの一般提供を開始

Oktaでは特権アクセス管理(PAM)サービスである「Okta Privileged Access」の一般提供を開始しました。Okta Privileged Accessは、セキュリティインフラを強化し、重要なシステム、アプリケーション、データへのアクセスを制御する強力なソリューションです。これにより、ITチームとセキュリティチームは、不正アクセスのリスクを軽減し、セキュリティ運用を合理化し、規制要件へのコンプライアンスをサポートできます。デジタルの脅威が大きく立ちはだかる時代には、リスク削減と組織の重要なリソースの完全性を高めることが最も重要です。 Okta Privileged Accessは…

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