日本国内で「Okta Infrastructure」稼働開始のお知らせ

昨年11月にプレスリリースで発表した通り、日本国内でデータを保管する「Okta Infrastructure」の稼働を2022年2月から正式に開始しました。 このOkta Infrastructureは、東京と大阪に位置する地理的に離れた2つのAWSリージョンにまたがって構築されており、お客様は、サービスやデータにより地理的に近い場所でOkta Identity Cloudを利用することができるようになります。 Oktaのお客様は、業務を遂行する上で重要なアプリケーションとデータへのアクセスを保護・管理するために、当社のアイデンティティサービスを利用しています。そのため、私たちが提供するインフラは、安全性と拡張性を備え、常時稼働で膨大な数の認証を処理できるものでなければなりません。…

Oktaの導入事例をユースケース別にご紹介

Okta Japan株式会社 シニアソリューションエンジニア 石橋 禎史 Oktaの5つの導入事例を通して、それぞれ「どのような課題があったのか」「Oktaが課題解決にどう役立ったか」についてご紹介させて頂きます。ユースケースで見るOktaの活用方法をご覧ください。 導入事例1:兼務アカウントの管理 このユーザ企業では関連会社との間で出向等があり、主務と兼務がある環境でした。業務アプリケーションも自分が本来所属する会社のメールアドレス等を利用してシングルサインオン(SSO)で利用する一方、出向先の関連会社でもアプリケーションを利用することがあり、この場合は関連会社のメールアドレスでシステムにログインすることになります。つまり、一人のユーザが複数のIDを使い分ける必要がある環境でした。…

はじめてのOkta Workflowsシリーズ 第3回 長期間利用されていないアカウントの洗い出し

長期間利用されていないアカウントの洗い出し 今回の「はじめての Workflows シリーズ」ブログでは、長期間利用されていない Okta ユーザのアカウントをリスト化するワークフローを解説します。このワークフローは“Identify inactive Okta users”という名称で テンプレートとして提供されていますので、Templete メニューからすぐに使って頂くことができます。ユースケースは 退職などで不要になったアカウントの削除漏れの洗い出し、 ライセンスの無駄使いの回避 などがあります。 最初に、フローの中身を順を追ってご説明します。フローの構成を理解頂くことで、カスタマイズしたり他のテンプレートとの融合など、活用方法へ広げることができますので…

お知らせ:Okta Japan株式会社はAuth0株式会社と統合し、2022年2月7日よりワンチームとなります

Okta Japan株式会社は、Auth0株式会社と統合し、2022年2月7日よりワンチームとして業務を開始します。 日本国内のアイデンティティ管理市場をさらに拡充するため、共に力を合わせてお客様が求める様々なアイデンティティ管理におけるニーズに対応し、お客様の課題解決に取り組んでまいります。 従業員向けアイデンティティ管理と顧客アイデンティティ管理ソリューションの2本柱で事業を展開していくため、今後もOktaとAuth0の両プラットフォームへの投資およびサポートを継続して参ります。  引き続き、Auth0はOkta内の製品ユニットとして運営して参ります。なお、今後のカスタマーサポートや契約などに関するご質問につきましては直接営業担当までお問い合わせください。 この統合にともない…

ユーザー企業が語るOkta導入事例(後編) 「シングルサインオンだけではない、Okta導入による大きな変化」

「Okta Showcase Japan 2021」に登壇されたお客様の導入事例の後編としてご紹介するのは、「シングルサインオンだけではない、Okta導入による大きな変化」と題して、株式会社プレイドのIT Team Corp. Engineerの梶原 成親氏が語った事例です。 自動化への取り組み 株式会社プレイドは2011年10月に創業、サイトを訪問したお客様の情報をリアルタイムで解析して顧客体験を向上させる「CX(顧客体験)プラットフォーム KARTE」を開発/提供している企業で、「データによって人の価値を最大化する」というミッションを掲げています。梶原氏は「モダンな情シス・コンサルティングとAgileコーチ」としていろいろな企業で自動化の推進を行なうと同時に、ITチームとして…

ユーザー企業が語るOkta導入事例(前編)「NTTデータがグローバルに導入したゼロトラストセキュリティ」

Oktaが毎年開催している年次イベント「Okta Showcase」の日本版「Okta Showcase Japan 2021」が2021年11月19日にオンラインで開催されました。このレポートでは、本イベントに登壇したお客様のOkta導入事例を前編と後編に分けてご紹介します。前編は、株式会社 NTTデータ 技術革新統括本部 システム技術本部 セキュリティ技術部長 本城 啓史氏が語った事例です。 グローバル企業ならではの課題 NTTデータは、NTTグループの一員として国内へ事業展開していましたが、事業の発展に伴い、現在は55カ国、14万人を擁し、そのうちの約70%に当たる8~9万人が海外勤務者という、日本を代表するグローバル企業の一社となっています。また…

はじめてのOkta Workflowsシリーズ 第2回 Hello Workflows編

概要や目的の説明 このブログでは、前回の第1回 Workflowsとはでご説明したカード等の機能を使い、簡単なフローを作成し動作させたいと思います。 今回作成するフローは、定期的(5分間隔)に、Slackに対して特定のメッセージを送るというごく簡単なシナリオに基づいていますが、前回ご説明したイベントカード、アクションカード、関数カードの3つ全てを使いますので、Workflows機能の理解をより深めていただけると思います。 実際の設定ステップ まず、管理コンソールの「Workflows Console」をクリックします。 起動したWorkflows Console画面上部の「Flows」タブをクリックし、「New Flow」を続けてクリックします。 Unnamed(名称なし…

「WAN-Sign」日本語版 設定ガイドを公開

2021年12月23日に発表しましたとおり、株式会社ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」がOkta Integration Network(OIN)に登録されたことにより、SAMLによるシングルサインオン(SSO)連携が完了いたしました。 以下の連携メリットにより、企業のIT管理者はSSO設定を容易に行うことができるようになりました。 番号付けされたステップ バイ ステップの手順 Okta側での入力項目の削減 入力が必要なのはCustomer ID(ワンビシアーカイブズ担当者より提供)のみ。ACS URLなど複数のパラメータ入力不要 管理コンソールから参照できる設定ガイドは英語のみのご提供になりますが、今回…

はじめてのOkta Workflowsシリーズ 第1回 Okta Workflowsとは

Okta Workflowsは、IDaaSでビジネスプロセスの自動化を行うためのソリューションです。このブログでは、Okta Workflowsがどのように役立つかをイメージして頂けるよう、機能の概要と他社の自動化ソリューションとの違いを説明をします。 Okta Workflowsの特長① No Code プロセスの自動化と聞くとInfrastracture as Codeのような複雑なソリューションを思い浮かべる方も多いと思いますが、Okta Workflowsは自動化ステップの作成、メンテナンスカスタマイズをNo Codeで行うソリューションです。 スクリプトやカスタムコードは、開発自体が大変ですが、さらに、カスタムスクリプト…

14アプリのSAML設定ガイドの表示言語が日本語に対応

SAMLによるシングルサインオン設定を行う際、管理コンソールから参照できる設定ガイドはこれまで英語のみのご提供でしたが、今回、利用頻度の高い14個のアプリにつき、システム設定の切り替えで表示言語を日本語に変更できるようになりましたので 本ブログで紹介いたします。 表示言語の切り替えが可能なSAML対応アプリは以下の通りです。 AWS (Account Federation)  Box Concur Cybozu (cybozu.com) DocuSign (SAML 1.1および2.0) Google Workspace Okta Org2Org Salesforce.com ServiceNow UD Slack Zendesk Zoom ZScaler 2.0 (ZIA)…

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