Xero 社が早くからアイデンティティを確立
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Andrew Jessett氏: Xero 社は、クラウド上で開発されたオンライン会計プラットフォームで、世界中の人々の会計業務を支援しています。当社はクラウドベースの企業であり、社内でもクラウドの理念を大切にしています。私が思うに、当社のクラウドで提供されるインフラは、新しいものや新しいアプリケーションを導入するのがとても簡単で、ユーザーは常に新しいものを求めています。これまでは、バラバラのシステムが散発的に数多く存在し、それぞれに独自のログオン方法が設定されていました。そのうちのいくつかは中央で接続されていましたが、そうでないものもありました。
Andrew Jessett氏: Xero 社のストーリーを知っていただくと、当社が非常に大きな成長を遂げてきたことがわかります。私の役割は、これまでずっと、この規模に対応する準備をすることでした。もし最初に集中管理されたIDがなければ、今のようなペースで成長することはできなかったでしょう。自動化は、Xero 社のオンボーディングプロセスに不可欠です。時には1日に14~15人の新規採用者がいることもあり、彼らに最高のエクスペリエンスを提供する必要がありました。新規採用者には、初日から稼働してもらう必要がありました。
Dan Bowden氏: Oktaを導入する前、新規ユーザーの設定には、基本的にActive Directoryに手動でユーザーを追加し、類似する職種のユーザーを探してどのグループに入れるべきかを推測し、適切なアプリケーションにアクセスできるようにするという方法を採用していました。今では、Oktaを通じてプロビジョニングを実施することで、Workday 社からOktaへの移行がすべて自動で実行されます。ユーザーの作成は自動化されており、大部分のグループは自動的にプロビジョニングされます。これには、必要なアプリケーションへのアクセスも含まれています。このおかげで時間を大幅に削減できます。変更するために、15の異なるシステムにログインする必要がなくなるのです。一度だけ変更を加えれば、それがすべての異なるアプリケーションに反映されます。
Dan Bowden氏: 当社では、セキュリティに関してはOktaが第一ステップですが、二要素認証も使用しています。ネットワークグループごとに管理しているので、オフィスにいる場合は、外出先や新しいシステムからログインする場合に比べて、二要素認証のためのポップアップやプロンプトの表示は少なくなります。
Andrew Jessett氏: Oktaのカスタマーサクセスチームとのやりとりはすばらしいものでした。彼らは、Xero 社を導入した当初から今日に至るまで、すべての段階で協力してくれました。私たちは非常に緊密に協力し合い、Oktaは成長に伴って直面する多くの課題を解決してくれました。「大きな問題にぶつかってしまいました。助けてくれませんか」というよりは、パートナーシップ、またはコンサルタントのような感じが強かったです。
Dan Bowden氏: 当社では、できる限りすべての機能をクラウドに移行したいと考えています。社内のActive Directoryなどに依存しているすべてのシステムを排除するために最善を尽くしていますが、Oktaはそのために不可欠なものであると考えています。Oktaは、当社のすべてのアプリケーションを管理する中心的な存在であり、Oktaなしではそれは不可能だと思われます。
Xero 社が開発の初期段階における急成長に備えている中で、IT部門はアプリケーションインフラの保護と自動化を可能にするパートナーを探していました。Oktaがそれに見事に応え、従業員のアプリケーションへのアクセスを簡素化し、安全で洗練された、自動ライフサイクル管理プロセスを構築しました。今日、Okta Platform Servicesの導入により、Xero 社は自動化を次のレベルへと進めています。これにより、生産性の向上、技術的負債の削減、ゼロトラストセキュリティ戦略を実現しています。