【抄訳】Okta、AWS Marketplaceで10億ドルの売上を達成

AWSとの協業により、グローバルな導入を加速し、AIイノベーションを推進

アイデンティティ管理サービスのリーディングカンパニーであるOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下:Okta)は、Amazon Web Services( AWS)上で動作するソフトウェアを簡単に検索、テスト、購入、導入できる、数千の独立系ソフトウェアベンダーによるソフトウェアを掲載したデジタルカタログであるAWS Marketplaceにおいて、過去4年間で総売上高10億ドルを達成するという大きなマイルストーンを達成しました。

OktaのCEO兼共同創業者であるトッド・マッキノン(Todd McKinnon)は次のように述べています。「Oktaがクラウドにおけるアイデンティティの再定義に乗り出した際、私たちはAWSを基盤として活用しました。その結果は劇的なものでした。AWS Marketplaceでの売上高が10億ドルに達したことは、当社の協力関係におけるマイルストーンとなります。私たちは共に、世界中でセキュアなアイデンティティの採用を加速させています。」

Canalys によると、ハイパースケーラーのクラウドマーケットプレイスを介したエンタープライズソフトウェアの販売は、2028年までに850億ドルに達すると予測されています。Oktaは2020年12月にAWS Marketplaceにセキュアなアイデンティティソリューションを初めて掲載し、2025年1月に累計契約総額が10億ドルを突破しました。

セキュアなアイデンティティのグローバル展開を加速

OktaとAWSは、協業を拡大しています。新たな戦略的協業契約は、強化されたセキュアなアイデンティティ技術を世界中の新たな市場に提供することを目的としています。

  • グローバルな加速 — OktaとAWSは、セキュアなアイデンティティソリューションのグローバルな採用を加速させるために協力します。 取り組みには、主要市場におけるEnhanced Disaster Recovery、アイデンティティプラットフォームのスケーラビリティの向上、政府と公共部門のエンティティにより良いサービスを提供するための追加のコンプライアンス認証などが含まれます。さらに、両社は需要創出キャンペーン、イベントマーケティング、現場での能力強化を通じて、世界中のお客様に情報を提供します。
  • AIイノベーション— 人工知能(AI)は、Oktaがアイデンティティの脅威を検知し、対応する方法を変えつつあります。Okta AIにより、AIを製品に組み込み、組織がより優れたエクスペリエンスを構築し、サイバー攻撃から保護できるようにします。AWSは、Oktaの主要なAI統合の1つです。Oktaのカスタマーアイデンティティ向けプラットフォームであるAuth0は、Amazon Bedrockを使用して、Okta AIとGuideを含む、開発者とセキュリティチーム向けのツールを強化しています。また、Oktaは、開発者と企業向けの生成AI搭載アシスタントであるAmazon Qのアイデンティティプロバイダー(IDP)としても選ばれています。

成長の推進力

AWS Marketplaceは、Oktaにとって重要な販売チャネルとなっています。

  • Oktaは2020年12月にAWS Marketplaceにセキュアなアイデンティティサービスを初めて掲載しました。それ以来、数千件のお客様との取引を獲得しています。
  • 2024年12月には、OktaはAWSから「2024 Global Marketplace Partner of the Year」と、「Global Non-Profit Organization Technology Partner of the Year」に認定されました。また、「North America Region Marketplace Partner of the Year」の最終候補にも残りました。
  • OktaとAWSは、セキュアなアイデンティティと認証を合理化するために、25以上の製品統合で協力してきました。また、AWS AppFabric、AWS Amplify、Amazon Security Lakeなどの新製品導入でも定期的に連携しています。