Oktaの社会貢献活動「Okta for Good」の活動報告〜ランドセルに夢を〜

「私たちには、社会に貢献する責任があります。Oktaの成功は社会とつながっています。社会が繁栄していなければ、ビジネスも繁栄できません。」

これはOktaのCEO兼共同創業者トッド・マッキノン(Todd McKinnon)の言葉です。Oktaの中核となる大切な方針の1つです。Okta Japanは2020年の創立以来、四半期に1度の割合でOkta for Goodと呼ばれる様々なボランティア活動を行っています。今回は6月に行った活動の1つをご紹介します。

そろそろ東京も梅雨入りかという6月8日(土)、国際協力NGOジョイセフ様が主催する「思い出のランドセルギフト ランドセル検品ボランティア」に参加してきました。Oktaからは私を含め5名が参加しました。この活動は、日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年から始まったこの活動も今年で20年を迎えます。

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会場に到着すると、待っていたのは2メートルほどに高く積み上げられたランドセルの山!すごい迫力です。ただこれはほんの一部で、その奥には日本全国から集まったランドセルが開梱を待ち構えていました。当日は約100名のボランティアが参加しており、その中にはつい数年前までランドセルを使っていただろう10代の若者も大勢いました。「果たしてこの人数で終わるのだろうか?」と一抹の不安を覚えつつ、ジョイセフ様から当日の説明やこの活動の意義、手元に届いたランドセルをとても嬉しそうに受け取るアフガニスタンの子どもたちの様子をお話しいただくと、俄然やる気が出てきました。早速活動開始です!

開梱、検品、梱包の3チームに分かれて作業を行います。開梱から梱包まで通して大切なことは、これがギフトだということを常に心に留めておくことです。ランドセルは新品ではないものの、手元に届いた時に「嬉しい!」と思ってもらえることが重要です。そのため、検品作業は3つの工程の中で最も重要な作業です。

  1. シワやダメージなど、汚れや損傷の激しいものは除く
  2. 十字架やそれを連想させるデザインのものは除く
  3. 豚皮のものは除く

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この3つのポイントを確実に守り、決して投げたりせず、1つずつ大切に扱います。我々OktaチームはOktaのサービス同様(!)高い品質基準を基に丁寧に選別していきました。平均年齢が高かった我々は最近のランドセルの色の豊富さに驚き、自動に留め具がカチャッと閉まることに驚き、6年間使用したにもかかわらずきれいなランドセルに驚くばかりでした。

ランドセルのポケットからは、持ち主が抜き忘れてしまったものが色々出てきます。時間割や筆記用具、中には91点のテストなど、持ち主の日常を垣間見てほっこりしました。中には新たに持ち主になるアフガニスタンの子どもたちへのメッセージや折り鶴なども入っていて、それらはそのまま大切に送ります。この活動の意義を持ち主だった子どもたちがしっかり理解していることに胸が熱くなりました。送る子どもたち、受け取る子どもたち双方の夢がいっぱいつまったランドセルです。

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作業は着々と進み、想定していた時間より30分早く完了。なんと5,049個ものランドセルを送る準備が整いました。ジョイセフ様の最新の情報によると、6月22日(土)に横浜港を出港したランドセルは、9月以降アフガニスタンの新学期を迎えた小学校1年生〜3年生の子どもたちに届く予定だそうです。

ボランティア活動を行うたびに思うことは、自分が生きている世界はとても狭いということです。そしてボランティア活動は単なる仕事仲間を超えた関係性を築けるということです。Okta JapanにはOktaの根幹であるOkta for Goodのスピリットがしっかり根付いています。このような活動をリスペクトし、時には業務より優先すべきと支援してくれるリーダーもいます。社内でボランティア活動を率いて4年が経ちました。今後もOkta Japanの素敵な仲間たちとの活動を、折を見てご紹介していきます。

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