レジリエンスの再定義:アイデンティティの可用性の強化

このブログはこちらの英語ブログ(2024年3月12日公開)の翻訳、豊嶋 依里によるレビューです。

デジタルアイデンティティ管理のダイナミックな状況において、企業はシームレスなエクスペリエンスと不測の事態に直面した場合の継続性を提供する、堅牢なソリューションを求めています。Oktaでは、何百万人もの従業員や消費者に「Always on(常時接続)」のアイデンティティサービスを提供していることを誇りとしており、Oktaは、お客様がより高い可用性を求めていることを理解しています。今回、その期待に応えて、Enhanced Disaster Recoveryのアドオンの一般提供を開始いたします。

概要

Oktaは、2つのリージョンにまたがるStandard Disaster Recoveryを全てのお客様に提供しています。各リージョンでは、3つのアベイラビリティゾーンにわたりActive-Active-Activeの展開をしています。もしプライマリリージョンに障害が発生した場合(そのリージョン内のすべてのアベイラビリティゾーンに障害が発生した場合)、ディザスタリカバリリージョンへのフェイルオーバーが発生します。当社では、すべてのお客様にStandard Disaster Recoveryを提供しています。Standard Disaster Recoveryは、1時間以内にセル内のすべての顧客をプライマリリージョンからディザスタリカバリリージョンへ、読み取り専用アクセスでフェイルオーバーします。プライマリリージョンに障害が発生した場合に、より迅速なフェイルオーバー時間を求める組織には、当社のEnhanced Disaster Recoveryがソリューションとなります。このアドオンは、読み取り専用アクセスでのフェイルオーバー時間を1時間から5分未満に短縮します。これは、Oktaがフェイルオーバーによってリージョンのサービス停止に効果的に対処できると判断した瞬間に有効化され、迅速で信頼性の高い修復を保証します。さらに、Enhanced Disaster Recoveryにより、お客様は 特定の本番テナントをディザスタリカバリリージョンにフェイルオーバーするよう要求することもできます。 

Standard Disaster Recoveryと同様に、フェイルオーバーが完了すると、お客様はOktaのコアサービスへの読み取り専用のアクセスを獲得し、既存のすべてのユーザーは、以前の認証状態やデバイスに関係なく、必要に応じてアプリケーションの認証を行うことができます。読み書きのアクセスは24時間以内に完全に復元され、ユーザーやポリシーの変更などの設定変更が可能になります。

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可用性とその他のリソース

現在、Enhanced Disaster Recoveryは北米の商用セルで利用可能であり、2025年にはグローバルに拡大し、コンプライアンスセル(FedRAMPやHIPAAを含む)にも拡大する予定です。

この機能の詳細については、アカウントチームにお問い合わせの上、以下のリソースをご覧ください。

Oktaの将来の見通しに関する記述は、この記事に適用されます。

以上の内容は、原文(英語)の参考和訳であり、原文と内容に差異がある場合は、原文が優先されます。